デザインコンセプト	四重唱の共同住宅
投資・不動産目線の工夫	不動産投資ではめずらしい借地の計画。 ワンルームをあえて、小割にせず30㎡とすることで、ゆとりのある空間とし周辺のワンルームとの差別化を図った。 部屋ごとに充実した造作収納も設置。キッチンもミニキッチンではなく、対面キッチンのため食事も出来る奥行きとすることで2人入居も想定した。
設計・施行目線の工夫	三角形の敷地は2面接道しているため、高度斜線、道路斜線により3方向から制限をうけます。 その制限から小屋組みがかなり複雑になり、プレカットでは対応できず現場で大工さんが一つ一つ手加工して納めています。その甲斐あって2階は開放的な吹き抜け天井を創り出せました。
デザイナーの個人的思い	シンプルな共同住宅形式のため、窓の印象や階段、手摺のディティールに時間を費やした。 1階はバルコニーのプライバシーを確保することによりテラスとして利用できるように。近隣の小学生達に褒められたのは嬉しかった。