デザインコンセプト	道行く人たちの「記憶」に残るファサード
投資・不動産目線の工夫	近隣商業地域及び第一種住居地域という二つの用途地域にまたがる都市計画エリアです。高容積を活かすため建ペイ率を65%以上確保し、また敷地形状を考慮して長屋形式の3階建てを計画しました。全室にメゾネットタイプを採用し、部屋の優劣の少ない構成としています。
設計・施行目線の工夫	幅員8.5ｍの区道に面した道路付の良い整形地。車の交通量が多く、歩道が狭い道路のため、工事車両の停車が困難な立地ではありますが、警備員の配置、道路使用許可、隣地の方のご協力のもと、施工を進めております。
デザイナーの個人的思い	近隣商業地域で通り沿いに同じような建物が建ち並ぶエリアです。そんな中で、行き交う人々の印象に残る建物となることをめざし、ダブルスキンの個性的なファサード計画としています。夜は照明の演出により光と影のコントラストを美しく魅せるなど、つい立ち止まってしまうような建物にしたいと考えています。