デザインコンセプト	アズーロ・エ・マローネ （イタリアの伊達男達に愛され続ける、ノーブルな青(AZZURRO)と艶やかな茶(MARRONE)のコンビネーション）
投資・不動産目線の工夫	サザエさんで有名な桜新町が最寄りの落ち着いた住宅街。 田園都市線、世田谷線と2路線3駅が利用でき、徒歩1分のバス停から渋谷まで1本。 三軒茶屋や松陰神社や駒沢公園まで散策を楽しめる人気のエリア。 コンパクトな規模と価格で投資しやすい物件を目指した。
設計・施行目線の工夫	敷地の規模、高度斜線（2種高度）が厳しいなかで、 建ぺい率、容積率共にめいいっぱいに使いきるため、アプローチを短くし無駄のない配置計画とした。 高度斜線で切られるところをバルコニーや吹抜けとし、また、2階階段下も1階の収納にするなど、延床面積に含まれない建物価値をつくりだした。 玄関のミラーも工夫の一つで、単調になりがちなワンルームに奥行もたせるワンポイント。
デザイナーの個人的思い	私道の突き当りの土地の場合、通常は建物の外観がほとんど見えないつくりとなるが、この敷地は手前に共用空地が開けているため建物の外観を意識的に見せる事ができた。 紺と茶でバランスを取った外壁をデザインコンセプトとし、螺旋階段で動きの見えるアパートメントとなった。 室内は六角タイルとモルタルの組み合わせ、鏡の反射による奥行きの演出等、変化に富んだ仕掛けがあり、また各部屋異なった間取りとし、面積は同じでも全て異なる印象の部屋をつくりだしました。