デザインコンセプト	「まっ黒い外観」、「まっ白い部屋」
投資・不動産目線の工夫	千葉市葛城、駅徒歩17分という立地。賃貸のニーズとしては非常にチャレンジなエリア。オーナー様の事前調査で千葉大、病院の最寄りということもあり、隠れたスイートスポットであることから、土地値とのバランスが良い収益物件の組立となった。
設計・施工目線の工夫	千葉県は東京都と条例が異なり、共同住宅の窓先空地の緩和規定があるため、2方向避難の空地の必要性が無く、その分駐車場を計画するなど、敷地の有効利用を図った。施工面では初めて遠方地での工事であったため、新たな業者開拓を模索し、地元の下請け業者と連携を図り、完成に至った。
デザイナーの個人的思い	オーナー様の要望もあり、内外装共にあまり木目を出さない白黒のシンプルなデザインとしたため、できる限り造形を意識した。外観はアンバランスな庇を大きく跳ね出すことで、迫力、存在感を引き出し、内部は、大型ロフトへの階段を飾り棚と兼用で使えるようなデザインとし、部屋のアクセントとした。